205mm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、

 

宮城県は今日、1日のコロナ感染者が 過去最多を更新したらしい。

 

 

 

、、、

 

昨日の昼間あたりから、夜中も 朝方も ずっとずっと 降り続けてた雨 …

寝ようとしても、途切れず激しく降りたつ音と、沸きあがる不安とで、うまく寝付けない。

 

 

外が明るくなり始めた 朝の4時過ぎ …

起きてみたはいいが … どうにも 畑を見たくない。 ビニールハウスに入りたくない。

 

でも … 6時過ぎ、重い気持ちのままに、重い腰をあげ、圃場へ向かってみることに。

 

 

 

 

 

 

 

… 道すがら、近所のサマを見て …

やっぱり、畑を見たくない。 ビニールハウスに入りたくない。

 

向かう途中で 車を引き返してしまい、行き先は いきつけのコンビニ。 自分の鼓動のように せわしく動くワイパーを うつろに眺めながら、買い求めたホットコーヒーを 重くなってる胃に ゆっくりと沁み込ませる。

 

 

、、、

 

家の部屋の テレビを点け、くりかえし表示される 警報レベルやら、避難指示区域やら、レーダーに映る雨雲の動きやらを、ただただ ぼんやり 見続ける。

 

登米市の 24時間積算降水量は、205mm … … 205mm !? … なんじゃそりゃ。

 

のち、あきらめ気分で ふて寝する。

 

 

、、、

 

畑を見たくない。 ビニールハウスに入りたくない。

 

けど、午後2時すぎ、ようやく覚悟を決め、

… 現場に着く。

 

 

 

 

 



イカも、ミニトマトも、ニンジンも、キャベツも、オクラも、スティックブロッコリーも、カボチャも、ロメインレタスも、ナスも、たくさんの苗たちも、無惨に オダブツ。

時間も、努力も、工夫も、費用も、そして実感も、すべてが パァ。 まったく報われずに、みんな オジャン。

 

 

ホトケも 神も、あったもんじゃない。 もう うんざり。 いっそのこと、野菜づくりなんて、やめちまおか。 うんざりだ。

 

 

てか、生きてくのが どんどん やになってく。

 

 

 

 

 

ごめんなさい。ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、

 

だれもが いつも 死と隣りあわせ。

だれでも いつかは かならず往く。

 

ワタシが明日 死んだとしても、畑の野菜たちは 知らずに育ち、ただただ収穫されないまま 黙って花を咲かせてるのだろうし、

ワタシがこの世から いなくなっても、世間は 変わることなく動き廻り続けるし、時間は 淡々と無言で刻み続けてるであろう。

 

ちいさい頃から若い時分まで 好きではなかったお父さん、

いろいろ ごめんなさい。

いろいろ ありがとう。