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茶の間のコタツに つかりながら、テレビの音を低くして、ノートブックを開く。
… ちかごろは、岩手の文聖 高橋克彦の書いた本を タラタラ読んだりしておってね。
岩手の英雄・東北の誇り『阿弖流為(アテルイ)』とかの生涯を 噛みしめつつ … はて? 高橋氏ご本人は お達者なのであろうか、と キーを パタパタする …
そのうち 出くわしたのは、あのビートルズに 日本人で『初めて会えた』のは、なんと高橋氏であったというネタ。 … なんじゃそりゃ、すげえ。
ちなみに、あのビートルズを 日本人で『初めて観た』のは、かの大作曲家 船村徹先生であるらしく そのエピソードは、岩手の巨星 大瀧詠一との 対談の時に明かしたんだと。
とかなんとか、キーをパタパタしてるうちに、たまたまチャンネルを合わせた BSテレ東にて『プレイバック 日本歌手協会 歌謡祭』っていう、過去に撮った 懐かしの名曲や 名場面を テーマ毎に編集しオンエアする … みたいな番組が始まって。
で、ゆうべのテーマは なんと『震災から10年 …』みたいなのでね、東北に ユカリやエンのある 歌い手さんや楽曲が 次々に披露されてってさ … なかでも良かったのは …
岩手のスーパースタァ 千昌夫の『南部牛追い唄』、ココロとハラワタと遺伝子に 染みわたって、そりゃも~ 痺れたわ。
山形は鶴岡での 降雪風景がモトになって メロディが生まれたという『雪の降る町を』。 歌うは モンパリの香りがプンプンする 高英男って人でね、なんとも刺激的。 … どん底から 日向へ、闇のトンネルから 光り溢れるところへ … みたいな急展開が好きなんだよなぁ『雪の降る町を』ってさ。 … え~と、作曲者は、と … パタパタ パタパタ … 中田喜直って人かぁ … !? ナヌナヌ … その甥っ子が 中田佳彦って人で、学生時分 大瀧詠一と 細野晴臣を 引き合わせた キーマンだったんだと! あら~ … てか、また大瀧さんが出てきた(笑)。
『相馬盆唄』を謡う 岩手の貴公子 福田こうへいの、その なんと 清々しく・なんと のびやかなこと。
福島の大親分 西田敏行の『あの街に生まれて』という曲で フィナーレ … ♪♪ 胸を張り 誇らしく ♪♪ … と 激唱。
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いやぁ、なんちゅ~か、ほんちゅ~か(苦笑)。 … まさに これ 数奇なり … なにかのチカラが働いて、エニシが エニシを喚んでの、東北 数珠つなぎ(笑)。
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東北の『誇り』をキッカケに始まり 東北の『誇り』で〆た、ウルウル・ジンジンな マジカルミステリーツアーな ゆうべでしたわん。