海鳥の記憶

 

アスリートたちの真剣勝負よりも、利権や威信や偏向の競い合いが際立つ、そんな平和モドキの祭典と、それと同時進行で …

思い過ごしなら・考えすぎなら、それだけで済むのであれば 救われるのですが … なんか、なんとなく、その、むせるような焦げ臭さが 増してきてるような気がしてならないのが、万が一にも望まぬ 戦禍の気配です。 ソレゾレの思惑アカラサマに、圧し退き・かけひきが 露骨すぎではないでしょうか。

 

 

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各国・各地での 紛争や内戦や … 様々なニュース映像が繰り出され・流されるたびに ワタシが思い出すのは、湾岸戦争時 テレビで晒されてた 重油まみれの あの海鳥です。

瀕死のそのサマに、メッセージからは変異したイメージが蠢き、流行り病いのようにマスとなり、世の人々の感情を拐ってゆく … 有事前後かかわらず 情報での実効支配 とでもいいましょうか … ほくそえむ国あり・ジタンダふむ国あり … 海鳥のイノチは 置いてけぼりのまま。

 

 

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明日なのか・来年なのか … 自然災害も・戦禍も、ヒトゴトでもタニンゴトでも絵空事でもありません。 近かろうが遠かろうが すべての国や人やモノは どこかで・なにかで繋がっていますし・何かしらの影響は 多かれ少なかれ 受けるのです。

 

 

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、、、

 

戦火に焼かれる街並みや想い出や・微塵に爆ぜ散る兵士たちや・逃れながら親の背で息絶えている子供や・見捨てられた家畜やペットや・根絶やしにされる ありとあらゆる生き物たちや・アイコンにされた海鳥も …

 

お願いです、もう止して。

 

 

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