夢想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日、そこらじゅうを 無数の車が走っておるが、

わが家の車のエンジン音を、ちゃんと聞き分け覚えておって、

家傍に着き、車をゆっくりバックで入れてる時には

すでに スックと立ちかまえ、ワサワサと尻尾を振りながら 出迎えてくれるポンタ。

「 ?? … アラぁ!? オメ 居だのがぁ!? なんだいやぁ~! いがったやぁ~!! 」

 

… ゆうべも、在りし日の 犬の夢を見る。