紙パックになっても

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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親父がいたころは 週に計12本、今は半分の6本、、、朝のわが家に届けられる 牛乳。

… おばあちゃんが フツーに達者なころからの付き合いだから、いったい何十年になるんだろう、森永の牛乳(宅配は 米谷の佐藤牛乳さん)。

で、その牛乳だけど、慣れ親しんだ『瓶』が、残念なことに 今月で終了とのこと、、。

 

ビールもそうだが、ワタシは 牛乳も 瓶がとくに美味い と感じる、、

ワインも、日本酒も、ウィスキーも、コーラも、ラムネも、硝子というか やっぱ 瓶なのだわ。

 

森永が 瓶をやめるというので、瓶好きのワタシは、町内で見かける 別の配送メーカー(明治とか、雪印とか、、)さんに 問い合わせてみようか … とも考えてみた、、「そちらは、4月以降も 瓶ですか?」、と。

でも、それは よしといた。

われわれ3兄弟は それぞれ家を離れていき、そして おばあちゃんが逝き、、、親父とお袋 夫婦ふたりきり 穏やかに過ごし続けた 時間の中に、佐藤牛乳さんとの 長いつながりも 確かにあって、、、だから それは、そっとしておいたほうが良い … と 思ったからだ。

 

今朝も、配達に来た いつものお兄さんと お袋が、歳時なんぞの話を交わす、、

美味さも 大事だけど、そのほかにも 大切にしといたほうがいいものがあるよな気がする … それが 紙パックになったとしても。