イノチや エニシや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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たとえば、タマネギ。

どこにでもあって、ありふれて、『たかが』『しょせん』の、どってことのないヤサイ。

でも、

今年、たまたま恵まれ、ぶじに採れたワタシのタマネギは、

この世の中で、ゆいいつ『ワタシがこさえた』タマネギであってね。

 

「だからどうした」と思うヤツもいるんだろうけど、

そーゆーヤツラは、いろんなイノチや いろんなエニシの ありがたさを 知らぬまま死んでゆくのだろうから、それはそれでよい。

 

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何十年前かの写真が出てきてね … 浅井さん・照さん・達っつあん … お三方とは、もう長い。

今年もヤサイを送ってみては、遠く離れたお三方から、お元気そうな連絡をもらう。

そして、

お付き合いは ワタシが生きてる間は、続くのであろうかね。

 

 

 

 

下ノ畑

 

一周忌を とうに過ぎた 中元の この季節に、風の便りを聞いたらしき方から 香典が届く。

有難くもあり、申し訳なくもあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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長々と流れし北上川の 花巻あたり。 突然の暴雨でも来ようものなら すぐにでも浸るのではないか … と 思わされるほど 川のほとりにある、宮沢賢治の『下ノ畑』。

賢治自身が 拓き耕した、その畑に カッテな思いをよせて 続けてこれたところもあったが … もはや わが畑を、思い直さねばならんのか。

 

 

 

 

 

 

悩みどころでもあり、正念場でもあり。

 

 

泣けてぇ くぅる~

 

去年、親父の命日が 5月16日で、その後に襲ってきた 大暴雨が 7月16日で、

そんでもって 今年は 6月16日が、この ひどいアリサマ …

 

 

 

 

ただの偶然だろうけど、なにやら 因縁めいてるわ、『16』。

 

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もうさ、線状降水帯とかさ、寒冷渦とかさ … ほんっと やめてくれよ、お天道さんよ。

 

♪ ぐちは云うまい こぼすまい これがぁ 男の 生~きる道ぃ ♪  (『これが男の生きる道』より)

… わかっちゃいるけど、でもさぁ、ほんっと いいかげんにしてほしい。

目をそむけたくなる 無慈悲の世界・非情の景色だわ、ったく … 蓮まつりで有名な 伊豆沼じゃないんだから。

 

 

 

 

コテンパンにされる その都度に、

♪ 見ろよ 青い空 白い雲 そのうち なんとか なぁるだ~ろぉお~ ♪  (『だまって俺について来い』より)

と、口ずさんだりするけど、毎年 こうも 報われず … ですよ、植木等和尚。

くぅぅ…  ♪ 泣けてぇ くぅる~ ♪  (『ハイそれまでョ』より)

 

 

 

 

… はぁ、

またイチから、いや またゼロから、いやさ またマイナスからのスタートだわ … ゴールなんざ見えんけどね。

カラ元気でも 出したふりして、

♪ ハッスル ハッスル ハッスル ホイっ! ♪  (『ハッスルホイ』より)

と きたもんだっ。

 

 

 

天然記念動物

 

 

 

よっ! オイラ、ニホンカモシカ

またまた 遊びに来てやったぜ。 とはいっても、今 みんなは マジメに授業中か。

 

 

 

 

春先に来てみたときは、ガッコーのお迎えの、たしか エンドーさんちだったっけ … そっちにも オジャマしたんだけど、

玄関横の サッシ窓に映った自分に オッタマゲてしまって、頭をぶつけて 網戸に おっきな穴を開けちまったんだよな … ワリィことをしたわ。

 

 

 

 

オイラの仲間は、山にもいるけど、川沿いにも ケッコーいるんだぜ。

北上川って 意外に浅いからさ、暑い日の 水浴びなんざ サイコーさ。

 

 

 

 

お。 川から揚げた水が タンマリだぜ。

自然の恵みで 今年も美味しいお米ができるってワケだ。

 

 

 

 

さて、そろそろ 川っ淵に帰ろうかね。

それでは 皆の衆、また いずれ。