この国

 

昨年の末、

久方ぶりに『文』を おこしたくなって、、

小松左京の『日本沈没』を なぞらえながら、今 この国の有りようの いたたまれなさ、、どんどん沈んでくような この国は、いったいどうなってしまうんだろうか … みたいな内容だったんだけど、

 

いざ 書こうと思ってた 元日、

なぜか・どうにも、気が すすまなくなってね、、

けっきょく書かず というか 書けず仕舞いであった。

 

その夕方、

石川で 大激甚災害が。

 

… なにかの報せ だったのであろうか。

 

 

 

 

 

イラクサツジン

ならぬ

快楽官邸

楽経済界

快楽報道陣

快楽タレント

快楽ユーチューバー

 

損得勘定・金勘定

欺瞞・傲慢・虚偽・隠蔽

格差・分断・迫害・差別

 

 

 

そもそも この国は、

 

悲しいかな

とっくの昔から

『ディープ・フェイク』

のようなものに

冒され続けていた

のでは なかろか。

 

 

 

、、、

 

毎年毎年 無駄遣いだらけの予算に 会計監査院がクチ酸っぱく指摘しても、政府は無視を決め込むし、メディアは猫の額ほどしか扱わない有耶無耶かげん。

『税』という名の無駄遣いを無くさないまま、さらに われわれから どんだけ せがみ・むしり・こすぎ取り続けるつもりなのか。

 

、、、

 

募金・寄付・義援金

それは、その人のできる『気持ち』だからであって、素晴らしいことであるが、、

ソレが いったい どう使われ、どう成って、どう役立ったのか … いつも わからん、、莫大なお金の顛末を、知り得ないのは、ワタシだけなのであろうか、、

どっかの放送局のお偉いサンが、チャリティのお金を 自分のフトコロに入れちゃってたりしてるから なおさら。

 

なによりも、

自然災害が おきるたびに その都度「しめしめ」と ほくそ笑むヤツラが うじゃうじゃ沸いてでてくるのは 確かだ。

 

 

 

 

テレビでは、十八歳か 二十か どっちが どうだか よく分からん扱いにされた『成人』の お祝いを賑やかに映し、と同時に、冷たい雪が降り続く中、行方知れずの方々の 懸命の捜索活動を くりかえし映し、、

 

、、、

 

世界中、あいかわらず大変だけど …

それにしても この国は いったいどうなってしまうんだろか …

 

が、

もちろん 真っ当な人たちも 沢山いるのは知ってるから、、

 

毎日、被災地に 心を寄せ、祈りながら、

 

この国の沈みに これ以上 拍車が かからないよう 願いつつ、自分も 沈みに 足をとらわんように、と。

 

 

 

 

そんなこんなで

 

もうじき 誕生日がきて、

またもや 加齢と あいなるが、、

 

今日 一日 たまさか 事なきを得る

それだけで、有難い。